春巻と厚揚げと
小松菜の煮びたし

エネルギー
461kcal
食塩相当量
1.8g
カリウム
368mg
たんぱく質
16.0g
リン
208mg

調理時間:45分

※干ししいたけを戻す時間、揚げる時間を除く

カリウムを抑えるポイント

肉は脂身の方が、カリウムが少なめ。
野菜は色の薄いものが低カリウム傾向で、水にさらすことでさらにカリウムを軽減できます。
春雨はカリウム含量の少ない優秀食材。
また、豆腐類は肉や魚に比べてカリウム含有量の少ないたんぱく質食品です。

岩手医科大学附属病院 栄養部 写真左から宇夫方 直子 先生、
小野寺 由起 先生

当院では、管理栄養士が栄養サポートチーム
や嚥下センター、緩和ケアチームなどの
チームで患者様の栄養改善に努めています。
また栄養指導は、患者様一人一人に寄り
添った内容を心掛けています。

春巻

材料(10本分、5人分)※栄養量は1人分

干ししいたけ
2枚(10g)
緑豆春雨(なければ普通の春雨)
20g
水煮たけのこ
100g
にんじん
1/3本(50g)
玉ねぎ
大1/3個(100g)
しょうが
少々(5g)
豚バラ肉(またはコマ肉)
150g
ごま油(炒め用)
小さじ1
こしょう
お好みで少々
春巻の皮
10枚
揚げ油
適量
レタス
5g
【A】
濃口しょうゆ
小さじ2
大さじ1
砂糖
小さじ1/2
小さじ1/5
干ししいたけの戻し汁
20cc
【B】
片栗粉
小さじ1
大さじ1
【C】
小麦粉
大さじ1/2
大さじ1/2

作り方

  1. 1

    一晩水に浸して戻した干ししいたけは軸を切り落として薄切りにする。

  2. 2


    緑豆春雨は表示時間どおり下茹でし、ざるにあげておく。
    (2~3等分の長さに切っておくと良い)

  3. 3

    たけのこの水煮、にんじんはせん切り、玉ねぎは薄切り、しょうがはみじん切りにしておく。

  4. 4

    豚バラ肉は食べやすい大きさに切っておく。

  5. 5

    フライパンにごま油を熱し、しょうがとにんじん、玉ねぎを入れて1分ほど炒める。

  6. 6

    たけのこと豚バラ肉を加え、箸でほぐしながら炒め合わせる。

  7. 7

    豚肉の色が変わったらお好みでこしょうをふる。

  8. 8

    しいたけと緑豆春雨を加え、1分ほど炒める。

  9. 9

    合わせておいた【A】を加えて混ぜ、弱めの中火にかけておく。

  10. 10


    合わせておいた【B】をもう一度よく混ぜてから回し入れ手早く混ぜる。
    全体的にとろみがついたら火からおろす。

  11. 11

    (10) の粗熱をとっている間に春巻の皮を1枚1枚はがす。

  12. 12


    まな板や広い皿の上に春巻の皮を置いて、中心から少し手前に具材をのせて
    なるべく空気を入れないようにして巻く。巻き終わりは【C】で糊付けをする。

  13. 13

    油を160℃に熱し、薄く色づくまで5分程度下揚げする。
    10本全部揚げたら、油を180℃に上げ、茶色に色づくまで揚げる。

  14. 14

    お好みでレタスなどを添えて盛り付ける。

調理のPOINT

春巻の皮の枚数に合わせてまとめて作り、揚げる前の状態でラップに包んで冷凍すれば、
次の時には揚げるだけでサクサクのできたてを楽しめます。

厚揚げと小松菜の煮びたし

材料(2人分)※栄養量は1人分

絹厚揚げ
1枚(150g)
小松菜
1株(50g)
めんつゆ(3倍濃縮)
大さじ1
だし汁
50cc

作り方

  1. 1

    厚揚げは熱湯をかけて油抜きをし、食べやすい大きさに切る。

  2. 2

    小松菜はたっぷりの湯で茹で、流水で十分に洗い、水気を切って食べやすい長さに切る。

  3. 3

    小鍋にだし汁と(1)を入れ、煮立ったら(2)とめんつゆを加え、煮汁を時々回しかけながら弱火で5分ほど煮る。

  • 食材別カリウム辞典 日頃の食事で使う「食材」のカリウム値を知って摂取量の目安にお役立てください。